神宮参拝とは

人生の通過儀礼の節目には感謝のご参拝

「人間の肉体は不滅ではありません。しかし、親がいて、子がいて、孫がいて、と形を変えながら命が繋がっていき、人間の生命はこの繰り返しによって今日まで続いてきました。そして、生命だけでなく、想いも同時に受け継がれてきました。

私たちが今ここに生きて在るのは祖先がいてくれたから。これは紛れもない事実であり、私たちは生かされています。そして、今を生きる私たちの生き方は、未来を生きる人々に大きな影響を及ぼしていくことになります。お二人が結婚して家庭を築いていかれることは、祖先から受け継いだ生命と想いを次の世代に繋げていく中継点と言えます。

そして、日本人は大いなる自然の中に神を感じ、私たちはその「神々のおかげさまで生かされている」ことに気付き、目に見えないものまですべてに感謝する心を持つ民族と成りました。「どんな困難も慶びにかえ、それぞれに与えられたお役目・天命を理解し、与えられた限りある命の炎を燃やして精一杯の笑顔で生ききる。」

これは、私たち日本人が古来より育み、DNAに刻み込んできた世界に誇る日本の精神性であり、大切にしてきた心です。

しかし今を生きる私たちは、祖先のおかげで生かされているということや、古来より日本人が大切にしてきた自然のおかげさまで生かされているという心を忘れてしまっているのでは?と感じてしまうこともあります。

日の本・神宮には、この心が生き続けています。世界の聖地をみても、古来の心・精神性が今も生きている場所はそう多くはありません。

多くの聖地では想いを馳せることしかできませんが、神宮は今もなお神棲む森に神々の息吹を感じ、正に「ここにいらっしゃる」と感じられます。【伊勢神宮には日本のすべてがある】と言われますが、日本人が大切に育んできた日の心・和らぎの魂を調律をしてくれる場、それが日本人の心の故郷・伊勢神宮なのです。

〒516-0018 三重県伊勢市黒瀬町桜木1221

TEL 0120-308-122/0596-28-8122

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中澤順子(なかざわよりこ) 伊勢市出身。代々伊勢神宮の神領民としてご奉仕に努めていたこともあり、境内を遊び場にして育ちお伊勢さんをいつでも心の拠り所として育った。100年以上続く美容室に嫁いだことがきっかけで結婚式事業に携わり参拝の大切さを再度認識する。
幼い頃から慣れ親しんだ伊勢神宮への参拝の大切さをより多くの人に広める活動をしています。本サイトは伊勢婚コンシェルジュ 中澤順子の活動を紹介するサイトです。

トップページの写真:森 武史(MPS モリフォトスタジオ)